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【世界遺産登録】飛鳥・藤原の宮都とは?奈良から京都へ受け継がれた日本文化と都づくりの歴史

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飛鳥・藤原の宮都

祝!世界遺産に登録

― 飛鳥・藤原の宮都が世界文化遺産に登録 ―

2026年7月26日、奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」がユネスコ世界文化遺産に正式登録されました。これは、日本の古代国家が誕生した歴史を今に伝える文化遺産として、その普遍的価値が世界に認められたことを意味します。
飛鳥・藤原の宮都は奈良県にありますが、その歴史は京都とも深く結びついています。京都が千年以上にわたり日本の都として発展した背景には、飛鳥・藤原時代に築かれた政治制度や都市計画、文化の礎がありました。

今回は、新たに世界遺産となった「飛鳥・藤原の宮都」の魅力と、京都へ受け継がれた日本文化についてご紹介します。

奈良の遺産を世界へ

飛鳥・藤原の宮都とは?

「飛鳥・藤原の宮都」は、奈良県明日香村、橿原市、桜井市に広がる遺跡群で、飛鳥宮跡、藤原宮跡、高松塚古墳、キトラ古墳、飛鳥寺跡など19の構成資産から成り立っています。
6世紀後半から8世紀初頭にかけて、この地域は日本の政治・文化・宗教の中心地でした。飛鳥時代には推古天皇や天武天皇、持統天皇らが国家の基盤づくりを進め、大陸から伝わった制度や文化を取り入れながら、日本独自の国家形成が進められました。
この地域は単なる古代遺跡ではなく、日本という国の始まりを物語る貴重な場所として高く評価されています。
文化庁では、「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録について詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

▼文化庁
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/94413401.html

日本が誇る文化遺産

なぜ世界遺産に登録されたのか

世界遺産に登録された理由は、日本初の本格的な中央集権国家が形成された舞台であり、その歴史を現在まで良好な状態で伝えている点にあります。
飛鳥では律令制度が整えられ、仏教が国家の文化として発展しました。また、外交や建築、工芸、美術など、多くの文化がこの時代に花開きます。
その後、694年には持統天皇によって日本初の本格的な都城である藤原京が築かれました。碁盤目状に整備された都市計画は、中国・唐の都を参考にしながら、日本の風土に合わせて設計されたと考えられています。

この都市づくりの考え方は、平城京、そして794年に誕生する平安京へと受け継がれていきました。

都の歴史

京都へつながる都の歴史

京都を代表する碁盤の目の街並みは、平安京の都市計画によるものとして知られています。
しかし、その原点をたどると、飛鳥・藤原の宮都に行き着きます。
飛鳥宮から藤原京へ、そして平城京を経て平安京へ。
都づくりの技術や政治制度だけでなく、宮廷文化や工芸、美意識も時代を超えて受け継がれてきました。
現在の京都には、「古都京都の文化財」として17の寺社・城郭が世界文化遺産に登録されています。京都が世界中から多くの人々を魅了するのは、こうした長い歴史の積み重ねがあるからです。
飛鳥・藤原の宮都の世界遺産登録は、日本文化の源流を改めて見つめ直すきっかけともいえるでしょう。

京都の歴史

京都に息づく伝統文化

京都では、茶道や華道、能、京料理、祭礼など、数多くの伝統文化が今も受け継がれています。
その一つが、西陣織です。
西陣織は約1200年以上の歴史を持ち、京都を代表する伝統工芸として世界的にも高く評価されています。
織物としての技術だけではなく、日本人の美意識や職人の技術を未来へ伝える文化そのものでもあります。
飛鳥・藤原時代から受け継がれた文化が、京都で花開き、現代まで脈々と続いていることを考えると、日本文化は決して過去のものではなく、今もなお進化を続けている存在であることがわかります。

京都と奈良

京都と奈良、二つの古都を巡る旅

京都と奈良は電車で約1時間。
京都旅行に訪れる方は多いですが、少し足を延ばして飛鳥・藤原の宮都を訪れることで、日本文化の始まりから現在までを一つの流れとして体感できます。
京都では完成された都の美しさを、飛鳥では日本という国が形づくられた原点を感じられるでしょう。
二つの古都を巡る旅は、日本の歴史をより深く知る貴重な体験になるはずです。

日本から世界へ

2026年に世界文化遺産へ登録された「飛鳥・藤原の宮都」

2026年に世界文化遺産へ登録された「飛鳥・藤原の宮都」は、日本の古代国家の成立を今に伝える重要な文化遺産です。
飛鳥で始まった都づくりは、藤原京、平城京を経て京都・平安京へと受け継がれ、日本文化の礎となりました。
現在の京都に息づく伝統工芸や祭礼、文化も、その長い歴史の延長線上にあります。
京都を訪れる際には、新たな世界遺産となった飛鳥・藤原の宮都にもぜひ足を運び、日本文化の原点に触れてみてはいかがでしょうか。

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